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2023.6.1

山田杏奈&永瀬正敏が遠野弁を話す!本編映像解禁

この度解禁されたのは、凛(山田杏奈)と弟の庄吉(込江大牙)が、父親の伊兵衛(永瀬正敏)が寝静まった夜、囲炉裏の僅かな火を頼りに草鞋を編む日常を捉えた本編映像。

 

これらのセリフは全て、本作の舞台であり、早池峰山を有する岩手県遠野市の方言である遠野弁です。脚本の段階でセリフを遠野弁にしていたという福永壮志監督は「遠野弁の方言のセリフを方言の先生に発音してもらったものを録音して、俳優の皆さんと共有して、撮影前にしっかり準備してもらいました」と振り返り、続けて「やはり昔の話なので、どうしてもフィクション色は強くなるんです。それでもできるだけリアリティを持たせたくて、昔話されていた言葉により近い方言を生かすことで、少しでも現代との差を埋めようとしました」とこの遠野弁が作品の世界観を構築するための重要な要素であることを明かしています。

一方で山田杏奈さんは「遠野弁のセリフを話すことで、あの時代のあの世界に生きている子だという自覚も芽生えました」と話しており、遠野弁のセリフが作品のリアリティだけではなく、演者の役へのアプローチにも作用していたことが分かります。さらに、実際に家で草履を編む練習をしていたとも語っています。

本シーン以外にも全編にわたって方言が徹底されている本作、監督のこだわりと万全の準備で応えた実力派俳優たちの遠野弁のセリフにもぜひご注目ください。

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